星天へ発つ日

だけじゃない、テイジン。

学校で盗聴しているやべえ女・日向野 雛と、彼女が住まう地方都市・霞木町にまつわるガール・ミーツ・ガール・サスペンス。
タイトルの読みは星天(ほしぞら)です。

ビジュアルノベルなので、毎度のことながら内容には殆ど触れられないんだけど…これ、凄く好きな作品だった!!
ずっと楽しみに待っていたので、期待を上回ってくれたのが本当に嬉しい。

「期待を上回ってくれた」というのも、この作品を知った時にまず惹かれたのは主人公である雛の紹介文だった。

日向野 雛(ひがの ひな)
本作の主人公。
盗撮・盗聴・尾行を趣味としており、噂が大好き。
面白いと思った物事は何でも自分の目で確かめたいと考えている。
一度生徒指導を受けたため、今は職員室の盗聴以外は何もしていない。

僕はこういった頭のイカれた少し変わった子に目がない訳で、ストアページにもある、職員室を盗聴して(確かに私、社会得意かも!)なんてアホ面を晒しているシーンはこりゃたまらんといった具合だった。1

この主人公が殺人事件の現場に立ち会う。そして、犯人に取材を行なうというストーリー…僕好みの作品で間違いないだろう、と。

ところがどっこい。箱を開けてみれば、『属性』に惹かれ期待感を抱いていた浅い自分が恥ずかしくなるような『その先』があった。
筋肉料理研究家・マグマ中山も「ここからがマグマなんです」と大はしゃぎ。

雛をはじめとした魅力的なキャラクター。彼女たちと霞木町をしっかりと描いたストーリー。特に、構成が上手い。

流石に触れておかなければならない点として、UIというか、主にメッセージウインドウ周りに難があり、テキストが読みづらく感じた。
ビジュアルノベル・プレイヤーにはこの辺りを重要視している方が多いでしょう。かくいう僕もその一人。なので、この点にはしっかりと触れておきたいし、それを補って余りあるほどの魅力があったということも伝えておく。

あと不具合を報告したら爆速で修正していただいてびっくりした。ありがたい…。

魅力的なキャラクターと属性、だけじゃない。
記憶に残るビジュアルノベル『星天へ発つ日』、オススメです。
It’s My Life…。

EDがとても良かったので、まだ確定ではないとはいえ嬉しい。

  1. 関係ないが、このシーン…というかこの作品全体で襟の描き方がとてもよい。 ↩︎

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